腕がいいってどれだけいいんですか?

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  『とにかく早い者勝ちっ!』  
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「爪の話にまたなるけども、結構爪に気にしないところってあるんだよな」
それこそ、幸洋先生が修行時代の話でもある。
「評判のお店っていうのに勉強も兼ねていってみたりはしたんだよ」
この時もう結婚しようと思っていたため、行くか、貯金するか迷っていたのだが、幸洋の妻である菊露(きくろ)が見聞を広めるためにも行ったらいいわと応援してくれたのである。
「たまにそういうお店でも爪が当たる人が担当になったりしてさ、これはここでお客さん来なくなるよななんて考えたよ」
気持ちはいいが、爪が当たるので、眠れなかったりする。
「だからうちで学んでもらう時は爪を気にしてもらう、お客さんからお金をいただいているんだからね」
健康処椿の一回の値段はだいたい5000円である。
ここで引き合いに出すのはなんでゴワスが、よそはもっととるでゴワスし、シュちゃんに言われるぐらい、滅べって言われるような腕のところも多いでゴワス。
「私の調べでは腕のいい人はそう高くないかなって思うよ」
えっ?ちよっと先生、そのデータを見せてプリーズでシュ、次の会の集まりで発表したいでシュよ。
「腕がいいってどれだけいいんですか?」
弟子の虎児が質問する。
「体が資本のアスリートが長いこと競技生活にうちこめていたり、医療の相談を受ける人が相談にこられたかたに紹介したり、金融の人も詳しいよ、ほら、保険の取り扱いや支払いにかかわるからね」
今まで苦しんでいた者を、一度で好転させるほどの、それこそ廻天の域に腕前があるものは、一回で5000~1万円、もちろんほとんどの人が一度行けばそこでおしまいになるという。